■花粉の飛散量と症状の関係

関東地方を例にとると、2月ごろからスギ花粉の飛散が始まる。

それから、4月下旬に飛散が少なくなり、その後ヒノキ科花粉の飛散がはじまり、5月末頃まで続く。

症状の悪化は、花粉飛散量に比例してつらくなっていく傾向にある。



主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみとされ、一般に花粉症の4大症状と呼ばれる。

しかし、ほかにも多様な症状があり、目の異物感や流涙、目やに、喉のかゆみや痛み、咳などもよくみられる。耳の奥のかゆみ、頭痛や頭重感、微熱やだるさなどの全身症状を呈する場合もある。口から入った花粉や花粉を含んだ鼻水を飲み込むことにより、消化器症状が出る場合もある。目の周りや目の下、首筋などによくみられる炎症などの皮膚症状は、花粉症皮膚炎と呼ばれることもある。



これら一連の症状によって、睡眠不足、集中力欠如、イライラ感、食欲不振等も生じてくる。うつなど心理的影響を呈する場合もある。鼻詰まりによってにおいがわからなくなることや、口呼吸をするため喉が障害されることも多い。後鼻漏と呼ばれる喉に流れる鼻汁により喉がいがいがする、咳や痰が出るなどのこともある。不適切にコンタクトレンズを使用している場合、巨大乳頭結膜炎などにもなり得る。とくに小児の場合、かゆみなどから鼻をいじることが多く、鼻血の原因になることも少なからずある。これらは二次的な症状である。




〜ウィキペディアより引用〜
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